【旅行記】電車で道の駅巡り㏌宮城(2)

 今回は宮城県の沿岸部の道の駅を巡ります。


電車旅ですが、電車ではない乗り物も登場します。


■ 三陸エリアの道の駅


宮城県三陸エリアの道の駅は令和3年11月現在5件登録されています。


(旧ブログから移転中に改めて確認すると見難い地図だなーと思ったら、

路線図だけで駅名を一切書いてなかった。

これは後の旅行記では改善されます。でも見難さはそれ以前の問題な気もする。)


地図の1番は石巻市にある「上品の郷」です。

2番は牡鹿郡女川町にある「おながわ」です。

3番は石巻市にある「硯上の里おがつ」です。

4番は本吉郡南三陸町にある「さんさん南三陸」です。

5番は気仙沼市にある「大谷海岸」です。


今回私が訪問した三陸エリアの道の駅は、

地図の2番にある「おながわ」と5番の「大谷海岸」です。



■ 道の駅「おながわ」


「おながわ」は牡鹿郡女川町にあります。

石巻線女川駅から徒歩1分でアクセス至便!


「シーパルピア女川」、「地元市場ハマテラス」、「女川町まちなか交流館」と

「女川町たびの情報館ぷらっと」の一帯が道の駅として登録されています。


店舗や施設が海へ続く道沿いにずらりと並んでいるので楽しく見て回れます。


飲食店も多く、選び放題です。

女川といえば海鮮なので、海鮮丼をいただきました。


女川駅には温泉施設が隣接しており、足湯もあります。

電車の待ち時間におすすめです。


お腹も心も満たされたところで、次の道の駅に向かうため電車に乗ります。

女川駅から石巻駅に戻ると、
石ノ森章太郎先生のキャラクターが描かれた「マンガッタンライナー」が停車していました。


ドンキッコのアヤメちゃん。かわいい。

石巻駅は石ノ森萬画館の最寄り駅で、駅の中も石ノ森キャラクターで溢れています。
サイボーグ009の島村ジョー。
凛々しい表情だが、手前に掃除道具が…!
隣がトイレなので仕方がない…清掃いつもありがとうございます。

駅前には003もいます。

後ろの表示板によるとフランソワーズのひざ下まで津波が押し寄せたようです。

石巻駅の場所を検索してみてください…海に面していません。

この位置まで津波が到達したと考えると恐ろしくなります。


石ノ森ヒーローは津波の恐ろしさを教えてくれています。


■ 道の駅「大谷海岸」


「大谷海岸」は、気仙沼市にあります。

最寄り駅は、JR気仙沼線BRT大谷海岸駅です。


JRの駅と道の駅が併設されています。


JR大谷海岸駅は、BRT(バス高速輸送システム)の駅です。

東日本大震災で被害を受けた気仙沼線と大船渡線の路線をバスが代行運行しています。

なので、電車旅と言いつつ、今回はバスに乗っています。

気仙沼市の観光キャラクター「ホヤぼーや」と
岩手県のPRキャラクター「わんこきょうだい(そばっち)」の姿が見えます。

バスも電車と同じく快適です。
専用道を走るので、バスから見える景色も楽しいです。


「大谷海岸」のメインキャラクターといえば、マンボウ。

震災前、道の駅ではマンボウを飼育していたそうです。

震災後は、プロジェクションマッピングとして訪問者に愛されています。

もろに照明の光が反射してしまったプロジェクションマッピングの説明文。

簡単に言えば、画面の前にいると魚が出現して追いかけてきて、
少し待つとマンボウも現れるとのこと。
これは試してみたい!

マンボウに会うため画面の前でじっとしてみましたが…。
マンボウどころかイワシ一匹現れません。

三陸の豊かな海でこんなに魚がいないとは、
私は人間だけではなく魚にも嫌われているようです。


…魚に復讐(逆恨み)するため、レストランに魚を食べに行きましょう…。

気仙沼といえば、高級食材・ふかひれが有名ですね。

レストランではふかひれが産地価格で味わえます。

しかし、残念ながら時間の都合で食べられなかったため、

ファストフード店でふかひれソフトクリーム、

直売所でうにおにぎりと鮫かつサンドウィッチを購入しました。

宮城なので、サンドイッチではなくサンドウィッチと正しく表記します。

…ちょっと何言ってるか分かんない(byサンドウィッチマン富澤たけし)。

サンドウィッチの断面図を写さないセンスの悪さ…。
アイスは移動している間に少し溶けてぐんにゃりしてしまいました。

ふかひれソフトは甘いふかひれソースとバニラがマッチしています。

ふかひれは、プチプチした食感だったんですね。

お手頃価格(400円)でふかひれを味わえておすすめです。


鮫かつは初めて食べましたが、食感に驚きました。

噛み応えがありながらもホロっとほぐれ、肉と魚の中間のような食感です。

鮫はヒレだけではなく肉も美味しい!

もっと鮫肉は認知されてほしいです。


うに、鮫、ふかひれと気仙沼の恵みを堪能したところで、

もう一度あれに挑戦したくなりました。


…ということで、またプロジェクションマッピングのフロアに戻ってきました。

どうしてもマンボウに会いたい!


そこには、マンボウに会うべく待っているお子様がいたので、

便乗して私も画面の前に立って待つことにしました。


しばらくすると…


マンボウ出現!しかも、2匹!!

私独りだと出てきてくれなかったので、偶然居合わせた子供たちに感謝!


震災で一度は失われたマンボウが再び悠々と泳ぐ姿に胸が熱くなります。


皆様もマンボウに会いに行ってみてください。


(初回公開日:2021年11月27日、25年1月に一部追加)

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