【旅行記】「電車で道の駅巡り㏌岩手(2)」

前回に引き続き、岩手の道の駅を電車と徒歩で巡ります。

今回の路線は、JR大船渡線です。



■ JR大船渡線沿線の道の駅


大船渡線は岩手県の一ノ関駅から宮城県の気仙沼駅を結ぶ路線です。

廃線となった気仙沼駅から盛駅間は、大船渡線BRTとして運行しています。


図やパワポって、制作した人の情報処理能力を如実に露呈する…。


愛称は「ドラゴンレール大船渡線」です。

路線の形をドラゴンに見立てています。


大船渡線の電車の車体に貼られたステッカーです。

…ドラゴンってこっち?西洋竜のほう?



大船渡線と大船渡線BRTの駅から徒歩で行ける道の駅は、

上のひどい路線図の1番の「むろね」、

2番の「高田松原」です。


■ 道の駅「むろね」


「むろね」は一関市にある道の駅です。

最寄り駅は大船渡線折壁駅で、駅から徒歩約15分です。

こういう象徴的な道の駅の看板(岩だけど)は
外観を撮影することが下手糞な私には嬉しい…前回の旅行記参照。


こちらの道の駅は、飼料からこだわって育てた銘柄鳥の鶏のから揚げが名物です。

室根から揚げは、から揚げフェスティバルで優勝したこともあるそうです。


包装じゃなくてから揚げを撮らんかい。

さすがナンバーワンだけある、食べられる側の鶏も舌なめずりする美味しさ。


山の中にある道の駅ですが、気仙沼の隣なので店内では海の幸も山の幸も購入できます。
名物のから揚げもぜひ味わってください。



■ 道の駅「高田松原」

「高田松原」は陸前高田市にある道の駅です。

大船渡線BRT奇跡の一本松駅のバス停が隣接されており、アクセスし易いです。


バス停の名前の通り、震災復興のシンボルとなった奇跡の一本松や、
震災遺構の陸前高田ユースホステル、東日本大震災津波伝承館が併設されています。

道の駅に行く前に、追悼と復興の祈念のため、高田松原津波復興祈念公園に参りました。

広大な美しい追悼の広場。



震災当時から今に至るまで、多くの人々に力を与え続ける奇跡の一本松。


東日本大震災津波伝承館では、震災の状況を学ぶことができます。

入場料は無料なのですが、募金箱を置いて欲しいものです。


震災や被災地の現状について私が感じたことは、

回を改めてお話ししたいと思います。


そして、道の駅「高田松原」に関してですが、何か考え込んでしまったのか、

なんと一枚も写真を撮影していませんでした…外観や一本松駅のバス停すらも。

フォルダを見返して驚きましたが、祈念公園のみ写真が残っていました。


こちらの食堂で絶品の海鮮丼をいただいたのですが、写真に残していなくて残念です。

「味のイーハトーヴやぁ~!(彦摩呂風に)」とコメント付けて載せたかったのに。


…写真を撮らなくても撮っていても失敗…。


そんな訳で、追悼と海鮮丼のためにいつか必ず再訪します。

震災関連施設のある場所は、災害の脅威を自分の中で風化させないためにも

定期的に訪れたいものです。



■ 大船渡線で見つけたもの色々


…ということで、今回は道の駅の写真がほとんどないので、

大船渡線沿線で発見した個人的に好きなものをご紹介します。


・その1

大船渡線陸中門崎駅にある、鏡餅型の植木。

(車内から撮影したので、不鮮明です。)

いや、ドラゴンレールなので、とぐろを巻いたドラゴンかもしれない。



・その2

大船渡線気仙沼駅をドローンで空撮しました。


嘘です。駅構内に展示されていたジオラマです。

精巧にできていてずっと見ていられます。

BRTバスや気仙沼市の観光PRキャラクターホヤぼーやの像まで細かく再現されている!

細部まで丁寧にこだわって作られたものは何度見ても新しい発見があって楽しい。



次回は、三陸鉄道で沿岸地域を巡ります!


 (初回公開日:2022年03月06日)

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