全10ページの漫画です。
古代ローマの神クピドの言うローマは、
現在のイタリアの都市を指すのではなく、
古代ローマ帝国のことなのでより広い範囲を言います。
兎神(白兎神)をお祀りする神社は、鳥取にある白兎神社です。
「因幡の白兎」の物語のあの白兎を主祭神としています。
大けがから復活し神々の縁をとりもった神話から、
皮膚病や縁結び等にご利益があるそうです。
…毛皮をはがされて丸裸にされた後に毛が復活したから
毛生えや薄毛防止にもご利益があったりしたらいいな…。
ウミヘビは神在月に出雲に集まる神々の先導役であり、
龍蛇神とされています。
「ローマではローマ人のようにせよ」は日本語の
「郷に入っては郷に従え」に相当するイタリアのことわざです。
イタリアだけではなくフランス、ドイツ等でも同様の言い回しをするそうです。
同じ意味のことわざはアジアでも欧州でもアフリカでも南米でも存在するようで、
結局、世界中どこへ行ってもその土地に合わせなければならず、
自己流を貫くことは歓迎されないようです。
数学の新しい定理や公式を発見した伝説の数学者ラマヌジャンは、
自身の発想の源について「毎日お祈りしているヒンドゥー教の女神のお告げ」
と語ったそうです。
4コマ漫画×二本に見えますが、いつも通り右から左へ読んでください。
鳥取県伯耆町の福岡神社では、
速玉男命が熊野灘で海難にあった際に大蛸に助けられ、
無事この地にたどり着けたという伝説にちなみ、
「蛸舞式神事」という祭事を催しているそうです。
8ページ目でクピドが居眠りしているコマについて、
西洋絵画において愛の神クピドが寝ているという描写は
登場人物の関係がうまくいかないことを表しているそうなので、
会議中の神々は人間への愛がもうないことを表現したつもりです。
西洋絵画において神話は裸体を描くことの口実に使われていて、
一般の女性のヌード画が禁忌であった時代でも、
神話の登場人物だからという理由付けがあれば裸婦像を描くことができました。
では、この漫画で丸出しの神様を描いて許されるかといえばさにあらず、
ブログが消滅する事態に発展するので、局部は隠して描いています。
そんな訳で、絵画だとフルチンで優雅に空を舞うクピドにも
おしめ?はかせています。
これが漫画と絵画の差か…。
兎神の神使のうさぎの名前は、
白兎神社の近くにある道の駅神話の里白うさぎの
初代名誉駅長だった「命(みこと)」くんから拝借しました。
命駅長は人間に換算すると百歳近いご長寿うさぎだったそうです。
(今は代替わりされました。)
白兎神社はうさぎの健康にご利益あるのかもしれません。
丸っこい形は、白兎神社の手水場にいるうさぎがモデルです。
ま、丸い…。
(初回公開日:2023年01月11日)
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