こんにちは。
今回の旅行記は富山県の道の駅「井波」についてです。
道の駅「井波」は内陸にある道の駅なので、
この魚は本文とは全くの無関係ですが、
偶然撮れた真正面向きの顔が愛嬌たっぷりなので掲載してみました。
魚は横方向から見ることが多いので正面向きの姿は新鮮です。魚だけに。
この魚は、同じ富山県の富山湾の近くにある道の駅「カモンパーク新湊」に
展示されていたミニ水族館のおサカナちゃんでギョざいます。
この道の駅は現在改修工事中だそうですが、
リニューアル後も富山湾の魚に会える水槽があればいいなぁ。
■ 道の駅「井波」を救おう
当ブログの旅行記では現在、JR西日本の赤字路線で旅をする投稿を続けていますが、
今回はそれとは別に、富山県にある道の駅「井波」を応援する旅行記です。
そのきっかけは、テレビ東京系で放送された経済番組『ガイアの夜明け』にて
以前訪れたことのある道の駅「井波」が取材されていたことです。
(同番組内では以前訪問した京都府の道の駅「お茶の京都みなみやましろ村」も
取材されていました。
→過去の旅行記「JR西日本赤字路線で道の駅巡り(6) 関西本線の旅」)
番組によれば、道の駅「井波」が赤字続きで閉館の危機に瀕しているとのことでした。
駅長さんの試行錯誤の様子が印象的で、弱小ブログでは何の力にならないことは
百も承知ながら何か行動したいと思い、記事にしました。
なお、『ガイアの夜明け』は見逃し配信をしていますので、
今からでも視聴できます。
テレビ東京のサイトでは書き起こし記事も読めます。
■ 道の駅「井波」とは
「井波」は富山県の南砺市にある道の駅です。
JR城端線の沿線にあります。
だいたい下の地図の★の位置です。あくまでもだいたいです。
※ 今回の旅行記に登場しない路線は省略しています。
いつものJR西日本赤字路線の旅行記では電車と徒歩で道の駅に行きますが、
今回は電車からバスに乗り換えて訪問しました。
ちなみに、城端線もJR西日本の管轄です。
これまでに旅行記でご紹介した赤字路線よりは経営状態が良かったはずですが、
接続している氷見線とともにあいの風とやま鉄道がJR西日本から経営を移管することが
既に決定しているそうです。
JR城端線として乗車できるのは今のうちなので、
思い出作りに乗って旅してみてはいかがでしょうか。
最寄りのバス停は南砺市の市営バスであるなんバスの「木彫りの里」です。
「木彫りの里」に停車するバスの本数は多くはないので、時間が合わないときは、
複数の路線が向かう「南砺市民病院」まで乗って、そこから徒歩17分で行く手もあります。
道の駅「井波」は別名「いなみ 木彫りの里 創遊館」といいまして、
伝統工芸井波彫刻を見て学べる道の駅です。
木彫刻見学工房が軒を連ねており、作品を直に見ることができます。
250年以上の歴史がある井波彫刻は一本の木から作り上げる技術力の高い彫刻です。
この迫力満点の立派な唐獅子も驚くべきことに木彫です。
道の駅の隣には井波彫刻総合会館があります。
南砺市やその近隣に住む祖父母とそのお孫さんが一緒に訪問すると
観覧料が無料になるお得な制度があるそうなので、
詳しくは公式サイトをご確認ください。
次に、道の駅の内部ですが、広い敷地内に多種多様な施設があります。
こちらは、なんでも鑑定団に出ていそうな貴重品が並んだ、
「オリンピックおじさん展示場」です。
オリンピックおじさんこと南砺市出身の事業家・山田 直稔氏が集めた
オリンピック関連のグッズが展示されています。
そして、番組内で人が少ないと指摘されていた売店ですが、
生鮮品ではなくお土産になりそうな加工品が多い印象だったので、
旅行客の私はお土産を購入出来て良かったのですが、
地元の方が訪れる頻度は多くはないかもしれません。
住民の方が食料品店として普段使いしているのは、
同じ南砺市内にある道の駅「福光」でしょうか。
こちらは、地元野菜やその加工品が販売されていて、
地元の方と思われる人々で賑わっていました。
素晴らしい道の駅が揃った南砺市の住民の方が羨ましいです。
近隣住民が週に何度も訪れる施設であれば休日や旅行シーズン以外でも
集客が見込まれて経営を維持できるので、
地元の方は道の駅内にあるレストラン「きつつき倶楽部」を
日常的に利用されてはどうでしょうか。
軽食から大盛り定食まで豊富な品揃えですが、中でも気になるのが
「憧れのジャンボバケツプリン」です。確かに憧れる。
独り旅でなければ注文したのになぁ。
多くの子供が夢見たプリンでお腹いっぱいになる体験ができ、
写真映えも期待できるし話のネタにもなるバケツプリン、
これを目当てに道の駅「井波」に訪れてみてはいかがでしょうか。
■ 最後に
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